![]() 日時:2019年9月19日 木曜日 3~4時間目 対象:4年生3クラス(89名) 場所:多目的室 講師:高橋純也 サポーター:豊島まき子 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 昨年同様にご依頼いただき、感謝です。 授業開始10分前くらいから、続々と子どもたちが集まってくれました。 国語の授業で、視覚障がいの方が執筆されたと思われる教材があるとのことで、 既に勉強している子もいると教えていただいたこともあり、身の引き締まる思いでした。 私「目をつぶってこの部屋の外に出られる?」 子どもたち「無理!!」、「出られる!!」、「怪我してもいいなら出られるかも?」 私「私は点字ができません。」 子どもたち「え~??なんで~??」 私「でもパソコンで仕事してます。」 子どもたち「え~??なんでできるの~??」 率直で素直な声が返ってきました。 「目が見えてる時にできなかったことが、目が見えなくなってできるようになりました。 それはなんでしょう?」と子どもたちに問い掛けたところ、 ・他人のことも考えられるようになったこと。 ・周囲の状況をより敏感に感じられるようになったこと。 等の回答がありました。 ここで話そうとしているのは残念ながら別のことで・・・、 とはちょっと言いづらかったですが、 よく話を聞いてくれてるんだな、と大変うれしくなりました♪ 今回は、とにかく子どもたちとたくさん会話できた授業でした。 3時間目と4時間目の後半10分ずつくらいを質問コーナーにできた上、 休み時間は子どもたちが私の周りに集まってきて、 ブラインドサッカーのボールや、触腕時計をみんなで触りながら盛り上がりました。 給食も子どもたちと一緒にいただくことができ、 またたくさん質問が出て、終わりが見えない感じでしたよ。 給食後教室を出る際は、 子どもたちが小さな体で作ってくれたアーチを潜り抜け、 最後はみんなと握手して学校を後にしました。 今回の活動も、子どもたちの記憶に残るひとときであったなら、 うれしいです。 |
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