![]() 日時:2015年10月4日 日曜日 13時~16時 対象:大学生 14名(聴覚障がい者 6名、視覚障がい者 1名) 社会人 1名 合計 15名 場所:株式会社D&I
東京都港区芝5-14-13アセンド三田3F 講師:高橋 授業内容: (1)障がい者に対する思い込みに気付ける講話と視覚障がい者体験 (2)視点が変わる点字ブロックを考えるグループワーク (3)人に依存しない問題解決グループワーク <活動レポート 高橋記> 今回は、私が普段から様々な活動でご一緒させていただいている 「株式会社D&I」と「D-spirits」のご協力の下、実現した企画です。 聴覚障がい者の方々が6名参加して下さるとのことで、 事前に手話やノートテイクにおける打ち合わせを行いました。 手話で伝えるのが難しい言葉をあらかじめ確認して、他の言葉に置き換えたり、 手話に困ったらスライドに表示されている原稿を指さす、といったように、大学生のみなさんが試行錯誤しながら 楽しく打ち合わせしました。 初めの自己紹介の時は緊張していた参加者も、視覚障がい者疑似体験あたりから だいぶリラックスしてきたようです。 参加者の中から2名が代表して、目をつぶって折鶴を折ってもらったのですが、 なかなかうまくいかず、他の参加者も興味津々で見守っていました。 私は逆に緊張して、震えた手で鶴を折っていたんですけど・・・(笑)。 点字ブロックのグループワークでは、みなさん想像力をフル回転させて 「なぜ自転車を点字ブロックの上に置いてしまうことがあるのだろう?」ということを話し合ってもらいました。 ・実際に点字ブロックを使っているところを見たことがないんじゃないか。 ・みんなが置いているから自分も置いてもいいんじゃないか。 ・ちょっとくらいなら大丈夫じゃないか。 など、様々な考えが出ました。 サークル活動とお金の管理のグループワークでは、先生とサークルメンバー、管理者と運用者それぞれの立場で、 議論を行いました。 意外と考えたことのない課題に、みなさん苦労されていましたが、 思い込みに気付くためのきっかけとなったようです。 視点の転換、人に依存しないということについて、そういう考え方があるんだという感じに みなさん驚かれていました。 GRICそのものを表す「良い関係性」とはどういうことかがわかった、 またその良い関係性を自分も築けるようになりたい、という感想をいただき、 大変うれしい限りです。 なお、「D-spirits」でも活動レポートをブログに掲載してくれていますので、こちらもご覧下さい。 以下は、今回多大なご支援をいただいた「D-spirits」の情報です。 学生が主体となり、主に、就職活動を行う学生のサポートを行うイベント企画を行っています。 |
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