![]() 日時:2016年6月22日 水曜日 5~6時間目 対象:1年生30名 場所:1年3組教室 講師:高橋 ファシリテーター:岡村 サポーター:豊島 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・視覚障がい者あるある体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 福祉学習に大変力を入れている学校で、当日は複数の福祉体験学習が同時に行われていました。 GRICはその中の1つである「ガイドサポート」部門という名前での実施です。 最初のうちは緊張してあまり発言がなかったみなさんでしたが、岡村さんの語りかけによって、だんだん本来の調子が出てきたようです。 授業の途中で何度か質問コーナーを設けましたが、収拾がつかなくなるくらいのたくさんの質問が!! 少しでも疑問に思ったことはなんでも遠慮なく質問してもらったので、常に対話をしていたような楽しい授業でした。 「~はできますか?~はどうやってやるんですか?」というような視覚障がい者に対する質問から始まりましたが、徐々に「~は高橋さんならどう思いますか?~は高橋さんならどうしますか?」といったような私個人の心情や考え方に対する質問に変化していきました。 「視覚障がい者」という意識が「一人の社会人」へと変化した、とても良い内容だったと思います。 アイマスクをつけての視覚障がい者あるある体験では、突然腕をつかまれたので、「何かされるかと思った。」とか、突然「危ない。」と言われたので、「びっくりした。」「何がなんだかわからなかった。」とか、良かれと思って行っていることが、実は新たな問題を引き起こしてしまう場合があるということに気付いてもらえたのではないでしょうか。 今回は今まで以上に、良い関係性(Good Relationship)を強調して授業を進めていきました。 そうした中で、障がい者や様々な事柄に対しての「思い込み」について意識してもらえるようになったのではないかと思っています。 「もっと家でお手伝いしようと思いました。」、こんな感想がアンケートに記載されていました。 障がいがあるなしに関わらず、関わりのある人たちにとっての良い関係性について具体的な行動を宣言してくれたことが、大変うれしかったです。 |
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