出前授業活動レポート
習志野市立谷津南小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2020年12月15日 火曜日 3~4時間目 対象:5年生3クラス(86名) 場所:体育館 講師:高橋純也 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・思い込みを実感できる体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 12月に入り突然寒くなりましたが、 それでも子どもたちは元気一杯です。 私「目が見えなくて~できますか?」 子供たち「できる~!!」「できない~!!」 マスクごしでもしっかりと、子供たちの反応が伝わってきます♪ 子ども「目が見えなくなってから始めたことはありますか?」 私「2年程前からギターを始めました。」 この話から、「楽譜はどうやって読むんですか?」 「指遣いとかどうやってわかるんですか?」 話が盛り上がりましたよ♪ 子どもたちは、やはりゲームが大好きです。 改良型じゃんけんゲームで盛り上がりました。 目が見えなくてどうやってじゃんけんをするのか、ということに対しても 真剣に考えてくれましたよ♪ 授業の最後に、子どもたちから点字のお手紙をいただきました。 一生懸命覚えて、一生懸命打ってくれたようで、大変うれしいです。 私は点字はあまり得意ではありませんが、がんばって読ませていただこうと思います。 体の関係で、同じ体の体勢を長時間維持するのが難しい子がいました。 3時間目で疲れてしまったようで先生に保健室で休むことを勧められたようですが、 話が聴きたいのでこのまま授業に出たい、と言ってくれたそうです。 うれしかったです。 引き続き、子どもたちのためになる授業を考察していきます。 |
ライブハウスでGRICの紹介をしました。
日時:2020年9月21日 月曜日 17時~21時30分 イベント名:GOD's kingdom vol.5 場所:代々木Barbara 毎年恒例となってきました。 今回も事務局のご厚意でライブの合間にGRICの紹介をさせていただきました。 高橋は、バンドメンバーとしてもボーカル・コーラスで参加しました。 |
杉並区立高井戸第三小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2020年9月15日 火曜日 5~6時間目 対象:4年生3クラス(86名) 場所:体育館 講師:高橋純也 サポーター:豊島まき子 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・思い込みを実感できる体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 新型コロナの影響で今年度は依頼は無いものと覚悟していたのですが、 GRICを気に入っていただけたようで、大変うれしいです。 今回、子どもたちはマスク、私はフェイスシールド、豊島さんはマウスシールドをつけ、 更に動きのある視覚障がい者体験はできない、という状況でした。 そのため、その場から動く必要がない「ジャンケンゲーム」を行い、 視覚障がい者の話へとつなげていくようにしてみました。 私「それじゃあ、今からゲームをやります。」 子どもたち「やったー~!ゲームだ~。」 子どもたちのテンションが一気に上がりました♪ 時間を要する体験を行えなかったことから、 今回は今までにはあまり話せていなかったエピソードをたくさん話すことができました。 次から次へと来るエピソードと、 それについて子どもたちに考えてもらうことで、 給食後の眠さと、マスクをしている暑さを忘れてもらうことができたようです。 私が子供の頃の水泳の話をすると、 まさに自分たちのこととして話を聞いて考えてくれました。 GRICは、「良い関係性」を築いていくためには、「思い込み」に気付く必要がある、 というテーマで出前授業を行っています。 「2年前に高橋さんと一緒に給食を食べた時、 普通にあっという間に食べてしまったのでびっくりしました。 食べるのに苦労するだろうと思っていたのに、思い込みがあったことに気付きました。」 授業後、そんな風に先生がまとめて下さいました。 大変うれしいコメントでした。 帰宅時に、3年生の子と接する機会がありました。 来年のことは現時点ではわかりませんが、 4年生になった子と来年また会うことができればうれしいです。 余談ですが、豊島さんがマウスシールドを組み立てるのに苦労されていたので、 私が代わりに組み立てさせていただきました。 |
横浜市立末吉小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2020年2月10日 月曜日 5~6時間目 対象:4年生3クラス(115名) 場所:体育館 講師:高橋純也 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 神奈川県内の小学校はGRIC創立年度以来で久しぶりです。 最寄り駅からバスに乗り、閑静な住宅街の中にある学校でした。 体育館は広いので、子どもたちとの距離感が遠くなってしまうことがあります。 でも今回は近くで聞いてもらえたので、 子どもたちをより身近に感じることができました♪ 私「私は点字ができません。」 子どもたち「・・・え~?」 私「ここから目をつぶって、教室に帰れますか?」 子どもたち「できる~!!無理~!!」 みんな元気ですが、埋もれてしまいそうな小さな声も結構拾うことができましたよ♪ 質問コーナーも前後半で2回取ることができ、 盛り上がりました。 「ご飯はどうやって食べるんですか?」 「一番困っていることは何ですか?」 「なんで眼鏡かけてるんですか?」 「メールはどうやって読むんですか?」 「目が見えなくなってから、一番楽しかったことは何ですか?」 子どもたちとの会話はつきません♪ 今回は休み時間がなかったので、 授業後にブラインドサッカーボールや触腕時計を触ってもらう時間を設けました。 この時計はどうやって読むのか質問を受けたり、 ボールで思い思いに遊んでいる子もいましたよ。 |
横浜市立上の宮中学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2020年1月31日 金曜日 5~6時間目 対象:1年生1クラス相当(26名) 場所:1年2組教室 講師:高橋純也 パートナースピーカー:松川雅一 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・想像力を働かせるワーク ・行動観察から気づける問題解決 ・ユニバーサルデザインとバリアフリー <活動レポート 高橋記> 久しぶりの中学校での授業です。 1年生向けの福祉授業ということで、6団体が集まり GRICはその1つとして活動させていただきました。 子どもたちが6団体から興味のあるものを選び、 クラスもバラバラになって各教室で授業を受けます。 5時間目は私の講話です。 中学生なので、問いかけてもあまり反応がないことを覚悟していたのですが、 予想以上に反応があってうれしかったです。 私が目が見えている頃にできなくて、 目が見えなくなってからできるようになったことの話では、 「それは何だろう?」とみんな一生懸命考えてくれました。 ・コミュニケーションがうまくなったのではないか。 ・お化け屋敷で怖くなくなったのではないか、等。 6時間目は、松川さんに企業人としての職業観を ユニバーサルデザインの話も絡めながら話していただきました。 ユニバーサルデザインコーディネーターを会社として取得できるように調整するのに半年ほどかかった話や、 行動観察において高齢者の意外な行動に気づかされたこと等 子どもたちは興味津々で聞き入っています。 松川さんがスライドを見せながら、 「どこに問題点があるかわかるかな?」と問いかけると、 多数の手が上がり大変盛り上がりましたよ♪ 問題があるのは人の体の状態(障がい)ではなく、 環境の側にあるということを、より理解してもらえたのではないかと思います。 |
習志野市立大久保東小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2020年1月22日 水曜日 3~4時間目 対象:4年生3クラス(90名) 場所:図書室 講師:高橋純也 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> いつもは学校の最寄り駅まで電車に乗り、 そこから車で送迎していただくことが多いのですが、 今回は教頭先生のお住まいが私と同じ地区ということで、 私の最寄り駅まで迎えに来て下さいました。 学校に到着すると、今は20分休憩中ということで、 子どもたちの元気な声が学校中に響き渡っていました。 やはり子どもたちは、めずらしい道具を見るのが大好きです。 ブラインドサッカーのボール、触腕時計、アイフォンの音声読み上げ等。 本当は授業の前半でアイフォンを音声読み上げで扱う実践をする予定だったのですが、 ちょっと時間がなかったので、休み時間中に集まってきた子どもたちに少し見せてみました。 すると音声が出たことに感動するだけでなく、 「それでどうやって操作するんですか?」 「「その設定はどうすればいいんですか?」 子どもたちの興味は尽きません♪ 質問コーナーでもたくさんの質問が出ました。 「階段はどうやって上るんですか。」 そこで私は自分が座っていた椅子を階段に見立てて 白杖を使って上り方と下り方を実践してみたところ、 「おお~、なるほど~。」 歓声と拍手が起きました。 授業後は子どもたちと一緒に給食です♪ 「本当に普通に食べれるんですね~。」 子どもたちからそんな声が上がりました。 質問コーナーでの、「ご飯はどうやって食べるんですか?」 という疑問に、身をもって応えた形です。 最近は、なわとびやドッジボールが流行っているとか、 ゲームはこんなのが面白いとか、子どもたちとたくさんふれあってきましたよ♪ |
流山市立西初石小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2019年11月27日 水曜日 3~4時間目 対象:4年生4クラス(136名) 場所:体育館 講師:高橋純也 サポーター:宮沢あき 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 毎年お声がけいただける学校です。 最初に授業させていただいた子どもたちは、今では中学2年生でしょうか。 体育館への移動の際、2年前に授業した現在6年生の子に会いましたよ♪ 洗濯物の置き場所の話で、どこに置かれるのが私にとって便利なのかを 3つの選択肢の中からそれぞれ手を挙げてもらうのですが、 「は~い!!」という声があまりにも元気が良くて、 全てにみんなが手を挙げているように錯覚するほどでした(笑)。 私「実は全部正解です。」 子どもたち「え~??」 私「奥さんの都合も考えると・・・、実はこれです!!」 子どもたち「おお~!なるほど~!!」 盛り上がりましたよ♪ 休み時間には、私の触時計やブラインドサッカーボールを近くでみたくて、 みんなが集まってきました。 教卓も倒しそうな勢いで、時計やボールを触っていましたよ。 話によると、休み時間に元の位置に座っていた子は一人もいなかったそうです! 目をつむってコインを触って受け渡す体験では、 体験中に子どもたちのテンションが上がり過ぎて ザワザワするのを抑えるための声掛けをいつもするのですが、 ほとんどの場合少ししか静かになりません。 でも今回の子どもたちは私が声掛けをしたとたんに、 ・・・水を打ったように静かになってしまいました 子供たちの素直さに、私がビックリです(汗)!! 「できないことがあるのは、やり方が自分に合っていないからだよ。 自分に合ったやり方を見つければ、苦手な算数や国語もできるようになるかもしれないよ。」 この話で元気になった子どもたちが何人かいると、後で先生から伺いました。 視覚障がいに関する話を通じて、 それぞれがかかえている困難を解決できるきっかけができればうれしいです。 |
習志野市立東習志野小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2019年10月4日 金曜日 2~3時間目 対象:5年生5クラス(165名) 場所:体育館 講師:高橋純也 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 一度に165名という過去最高人数での授業でした。 人数が多いのでざわざわするかな?と思っていたのですが、 みなさん集中する時と盛り上がる時のメリハリがはっきりしていたので、 こちらとしても大変やりやすかったです。 2種類の触腕時計を使いながらよい関係性についての話をさせてもらったのですが、 みなさん触腕時計を見たりなかったようで、休み時間に私の周りに集まってきました。 「この時計すご~い、面白~い。」 「この時計は普通だ~。」 間近で子どもたちとの交流タイムです♪ 質問も前後半ともに、たくさん受け付けることができました。 ・目が見えなくなった時に一番困ったことは何ですか。 ・全盲なのになぜサングラスをかけているんですか。 ・エスカレーターはどうやって使うんですか。 ・買い物はどうやってするんですか、等。 予想外の私の回答にみんな興味津々です。 最後は子どもたちが乾燥を話してくれました。 「目が見えないとできないことばかりでデメリットしかないと思っていたけど、 実際は色々なことができて他人のサポートをすることもできるんだとわかりました。」 思い込みに気づいてもらうことができてなによりです♪ |
杉並区立高井戸第三小学校にて出前授業を行いました。
![]() 日時:2019年9月19日 木曜日 3~4時間目 対象:4年生3クラス(89名) 場所:多目的室 講師:高橋純也 サポーター:豊島まき子 授業内容 ・思い込みに気付ける講話 ・触って考える視覚障がい者疑似体験 ・想像力を働かせるワーク <活動レポート 高橋記> 昨年同様にご依頼いただき、感謝です。 授業開始10分前くらいから、続々と子どもたちが集まってくれました。 国語の授業で、視覚障がいの方が執筆されたと思われる教材があるとのことで、 既に勉強している子もいると教えていただいたこともあり、身の引き締まる思いでした。 私「目をつぶってこの部屋の外に出られる?」 子どもたち「無理!!」、「出られる!!」、「怪我してもいいなら出られるかも?」 私「私は点字ができません。」 子どもたち「え~??なんで~??」 私「でもパソコンで仕事してます。」 子どもたち「え~??なんでできるの~??」 率直で素直な声が返ってきました。 「目が見えてる時にできなかったことが、目が見えなくなってできるようになりました。 それはなんでしょう?」と子どもたちに問い掛けたところ、 ・他人のことも考えられるようになったこと。 ・周囲の状況をより敏感に感じられるようになったこと。 等の回答がありました。 ここで話そうとしているのは残念ながら別のことで・・・、 とはちょっと言いづらかったですが、 よく話を聞いてくれてるんだな、と大変うれしくなりました♪ 今回は、とにかく子どもたちとたくさん会話できた授業でした。 3時間目と4時間目の後半10分ずつくらいを質問コーナーにできた上、 休み時間は子どもたちが私の周りに集まってきて、 ブラインドサッカーのボールや、触腕時計をみんなで触りながら盛り上がりました。 給食も子どもたちと一緒にいただくことができ、 またたくさん質問が出て、終わりが見えない感じでしたよ。 給食後教室を出る際は、 子どもたちが小さな体で作ってくれたアーチを潜り抜け、 最後はみんなと握手して学校を後にしました。 今回の活動も、子どもたちの記憶に残るひとときであったなら、 うれしいです。 |
ライブハウスでGRICの紹介をしました。
![]() 日時:2019年9月16日 月曜日 17時~21時30分 イベント名:GOD's kingdom vol.4 場所:下北沢BREATH 毎年恒例となってきました。 今回も事務局のご厚意でライブの合間にGRICの紹介をさせていただきました。 高橋は、バンドメンバーとしてもボーカル・コーラスで参加しました。 セッションコーナーでは、「Amazing grace」をギターで弾き語りしました。 |
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