出前授業活動レポート


JICA地球ひろば主催セミナーにおいて出前授業(講演)を行いました。

2017/07/03 0:30 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2017/07/03 0:44 に更新しました ]

JICA地球ひろば主催セミナーにおいて出前授業(講演)を行う様子


タイトル:SDGsに貢献する「未来のあたりまえをつくる。」-多様なユーザーと「ともに」考える、
     “誰一人取り残さない”世界のパッケージとは(月間特別展示関連セミナー・SDGsを考えるサロン)
日時:2017年6月21日 水曜日 19時~21時
対象:社会人36名
会場:JICA市ヶ谷ビル 2F国際会議場
講師:高橋純也

講演内容
1.思い込みに気付ける生活クイズ
2.健常者よりも視覚障がい者の方がすばやい?
3.誤使用によるリスク
4.良い関係性を意識した配慮
5.アイフォンでカラオケサポート

<活動レポート 高橋記>
今回は(大日本印刷株式会社様のお声掛けにより、GRICとして講演する機会をいただきました。
途中40分ほど講演のお時間をいただき、その後受講者によるアイデアシートを元にコメントするという形式です。

まずは、目が見えない高橋と目が見える奥さんはどのようにして生活しているでしょう、ということで
クイズ形式にしてみなさんに考えてもらいました。
料理、皿洗い、掃除、買い物、お金の管理、電球交換は、いったいどちらが行っているんだろう?
高橋か奥さんか、こちらだと思った方に拍手をしてもらいました。
料理と皿洗いはだいたいみなさんの考えたとおりでしたが、
お金の管理と電球交換はなかなか想像しづらかったようです。
得手不得手は誰にでもあり、目が見えても見えなくてもお互いに協力していくことが
良い関係性だということをお伝えさせていただきました。

久しぶりにアイフォンでカラオケサポートの実演をしてみましたが、
みなさんに大変興味を持っていただいたようです。
実際に音楽を流して、その音楽に合わせて歌詞をアイフォンの音声読み上げ機能で読み上げさせることにより、
歌詞を耳で聞き取りながら歌うことができる、というものです。
当日はアイフォン不調のため音飛びしてしまい、歌詞をうまく合わせることができませんでしたが・・・(汗)。
生活に必要不可欠なものだけでなく、娯楽といった面においても、様々な人が楽しめる対応が進んできています。

講演の後は、受講者が記載してくれたアイデアシートについての話です。
・パッケージを開ける時に音が出ればわかりやすいだけでなく楽しいんじゃないか。
・パッケージの形が入浴剤なら例えばバスタブの形とか、連想しやすい形になっていればわかりやすいんじゃないか。
・物をなくしても音や光などを発してくれれば、見つけやすくて便利じゃないか、など。
短い時間で様々なアイデアを出してくれました。
タイトルにもある「誰一人取り残さない世界のパッケージ」を考えるための貴重な時間を
みなさんで共有できたと思います。

修学旅行生の山形市立第三中学校の生徒さんに出前授業を行いました。

2017/05/28 21:20 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2017/05/28 21:30 に更新しました ]

山形市立第三中学校の生徒さんに出前授業を行うようす

日時:2017年5月11日 木曜日 11時~12時
対象:3年生(30名)
場所:江東区文化センター 第3会議室
講師:高橋純也
ファシリテーター:実利用者研究機構 岡村正昭

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・想像力を働かせるワーク

<活動レポート 高橋記>
今回はいつもお世話になっている実利用者研究機構が修学旅行生の受け入れを行うということで、
GRICとしてもお時間をいただけることとなりました。
生徒さん達は会場に向かうバスの中でみんなで楽しく合唱されていたようで、
その雰囲気も残しつつ、なごやかな感じで授業が始まりました。
前半は実利用者研究機構の岡村さんがユニバーサルデザインについての話と、
視覚障がい者疑似体験を行いました。
そういったことを踏まえてGRICの話に入りましたので、よりイメージが持ちやすかったのではないかと思います。

衣類の片づけの話では、どこに衣類を置けば全盲の私が問題なく気付いて片付けることができるかを
みんな真剣に考えてくれました。
・椅子の上におけば、たたんだ衣類が崩れることなくそのままか片付けられるんじゃないか。
・タンスの前なら、すぐに片付けられて楽じゃないか。
・ベッドの上なら広くていいんじゃないか。
など、想像力を膨らませて最も良いと思う場所を考えてもらいました。
その際に、私の都合だけじゃなくて、奥さんの手間も考えて置き場所を選ぶと更に良いですよと
私が話すとみなさんびっくりした様子でした。

質問も色々と出ました。
・目が見えるようになりたいと思いますか。
・一番困っていることは何ですか。
・引ったくりにあったりしたらどうするんですか。
など、聞きづらいことをストレートに素直に聞いてくれたことが、私は大変うれしかったです。
そして私の予想外の回答に、やはりみなさんびっくりしてましたよ。

一番盛り上がったのは、私が眼が見えている時にできなかったことが、
目が見えなくなってからできるようになったことの話でした。
いったいなんだろう??ということで、ここでも想像力をフル回転させて色々と考えてくれました。
・コミュニケーションが得意になったんじゃないか。
・記憶力が良くなったんじゃないか。
・お化け屋敷が得意になったんじゃないか。
など、ありえそうな回答はいくつか出ましたが、なかなか正解にはたどり着けません。
みんながギブアップして私が正解を発表すると・・・
みんな固まってました(笑)。
できそうにないことができるようになるという話の中で、みんなの私生活における改善の考え方として、
心に留めておいてもらえるとうれしいです。

最後は、「障がいは人ではなく環境が作り出すもの」として、岡村さんにまとめていただきました。
環境を限られた資源で工夫していくことで、良い関係性を築いていけるということが、みんなに伝わっていれば幸いです。

習志野市立香澄小学校にて出前授業を行いました。

2017/03/05 19:35 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2017/03/05 19:36 に更新しました ]

習志野市立香澄小学校にて出前授業を行うようす


日時:2017年2月24日 金曜日 13時35分~14時35分
対象:3年生2クラス(48名)
場所:お話し広場

講師:高橋純也

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク

<活動レポート 高橋記>
今回は畳の部屋での授業です。
なんだかいつもより子どもたちを身近に感じるような気がします。
私の話に対して、子どもたちは元気に応えてくれました。
「私は視覚障がい者ですが点字ができません。」と言うと、
「え~!?」
「仕事ではパソコンを使ってます。」と言うと、
「え~!?どうやって~!?」
子どもたちの驚きと疑問が、室内でこだまします。

授業開始後30分で5分休憩を取りましたが、
少しの間子どもたちが私の周りに集まってきて話した後、
5分も立たずに子どもたちは元の席に!。
「早く始めてほしい!」という無言の訴えを感じました!
それに応える形で私はすぐに授業を再開し、
子どもたちとの語らいを続けていきます。
私 「物を無くしたりすることない?」
子どもたち 「あるある~!」
私 「買い物のレジで後ろにたくさん並ばれたら落ち着いてお金出せる?」
子どもたち 「無理~!慌ててできない~!」
楽しいキャッチボールができましたよ。

衣類の置き場所のクイズでは、どこに置けば私にとって一番良いのかを真剣に考えてくれました。
「屈んだ時に頭をぶつけないからタンスの前が良い!」
「一日に何度も使うからイスが良い!」等。
子どもたちの想像力がふくらんでいきます。

GRICの活動を校内で掲示して下さるそうで、
大変喜んでいただけたようです。
これからも子どもたちが思い込みに気付けるような出前授業を行っていきたいと思います。

習志野市立実花小学校にて出前授業を行いました。

2017/02/19 19:49 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2017/02/19 19:54 に更新しました ]

習志野市立実花小学校にて出前授業を行うようす

日時:2017年2月16日 木曜日 3~4時間目
対象:3年生2クラス(80名)
場所:オープンスペース

講師:高橋純也

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク

<活動レポート 高橋記>
初めての3年生での授業です。
みなさん元気に私の問いかけに応えてくれましたよ。
私が「みなさん目をつぶって下さい。」と言えば、
「はい!!」という感じに、気持ちの良い返事が返ってきました。
今回もたくさんの質問があるだろうと思い、十分な時間を設けました。
「お風呂はどうやって入るんですか?」
「目がみえなくなって一番困ったことは何ですか?」
「目が見えなくなって耳とか逆に良くなったことはありますか?」等。
「初めから目が見えないんですか?」
という質問があったので、子どもの頃はかなり見えていて・・、という話をしていたところ、
「高橋さんは小学校3年生から見えづらくなったんだよ。」という声がなんと子どもたちの中から上がりました。
私が「何で知ってるの?」と聞いて見たところ、
なんでもGRICのホームページを事前に見ていてくれたとのことでした。
なかなかこういったことはないので、大変うれしかったです。
今回、授業を実施したのは3~4時間目でしたが、
休み時間の途中から開始し、4時間目の途中で終了するという変則的な時間でした。
そのため、学校のチャイムとは別に私が子どもたちに休み時間をあらかじめ伝えておいて、
その時間ちょうどに休みに入ろうとした時、
「すごい、時間ちょうどだ!」との声が。
私が時間を正確に把握していることに大変びっくりしてくれました。

学校側のご厚意によって、授業後子どもたちと一緒に給食をいただきました。
私が箸を使って給食を食べているのを見て、
「すごい、見えないのに普通に食べてる!」
「僕より食べるの上手!」
感心してくれた子どもたちと盛り上がりましたよ。
授業だけでなく、給食でも子どもたちが思い込みに気付けるきっかけができて、よかったと思います。

横浜市立上の宮中学校にて出前授業を行いました。

2017/02/19 19:40 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2017/02/19 19:50 に更新しました ]

横浜市立上の宮中学校にて出前授業を行うようす

日時:2017年2月3日 金曜日 5~6時間目
対象:1年生1クラス(33名)
場所:1年1組教室

講師:高橋純也
パートナースピーカー:長谷川健一

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・想像力を働かせるワーク
・身近に感じられるヒューマンエラー
・思い込みに気付ける行動観察

<活動レポート 高橋記>

5~6時間目が福祉授業ということで、GRICも1クラスを担当させていただきました。
中学生なので、照れてなかなか発言してくれないかもと思っていたのですが、
私の問いかけに対して積極的に応えてくれました。
衣類片付けの置き場所のクイズでは、どこに置いたら便利なのかをみんなで相談しながら考えてくれました。
「ここに置くと高橋さんが気付きやすい。」という発言を多数いただいたなかで、
「ここなら私だけでなくサポートしてくれる奥さんにとっても便利なんですよ。」という話を私がすると、
おお!!という声とともに、深く納得してくれたようです。
「みんなは目が見えなくて腕時計をしますか?」という私の問いに、
「しな~い。」と応えてくれましたが、私が腕時計をしているのを見せると
子どもたちはびっくりしていました。
触時計はこうやって使うという解説のなかで、
目が見える人も触時計をこういった理由で使うことがあると話したところ、
新たな発見に子どもたちは興奮美味です!

長谷川さんのヒューマンエラーと行動観察の話に
子どもたちは興味津々です。
回答シートを使用してのワークでは、大変盛り上がりましたよ。
ぼんやり系とあわてんぼ系を、設問ごとに判定してもらったところ、
「あるある~。」と、「それはない~。」という2種類の声が!!
自分のことを再確認できて、子どもたちのテンションは上がりっぱなしです!!
電車の中で席を譲るという話では、相手をよく観察することによって、
席を譲った方がその人にとって本当に良いことなのか、譲らない方が良い場合もあるのではないかということで、
人の行動について真剣に考えてくれました。
長谷川さんのプレゼンには、ところどころ手書きの漫画が描かれていて、
ちょっと難しい話でも、子どもたちは親しみを持って聞いてくれたように思います。
今回は視覚障がいの話だけでなく、ヒューマンエラーや行動観察の話もありましたので、
また別の視点で、良い関係性について考えてもらえたのではないでしょうか。

流山市立西初石小学校にて出前授業を行いました。

2016/12/01 21:58 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2016/12/01 22:02 に更新しました ]

流山市立西初石小学校にて出前授業を行うようす

日時:2016年11月17日 木曜日 3~4時間目
対象:4年生3クラス(110名)
場所:体育館
講師:高橋

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク

<活動レポート 高橋記>
授業前、別室で先生方と簡単な打ち合わせをしていたところ
子どもたちがむかえにきてくれて、体育館まで案内してくれました。
そして体育館に足を踏み入れた瞬間、たくさんの拍手が!!
みなさんの既に準備万端の歓迎ムードに、驚きつつも顔がほころんでしまいました。

自分の衣服を触って特徴を探す体験を行ったところ、
気付いた特徴を発表したくて、我れ先にと挙がる手の多いこと!!
ボタンが大きいとか、生地がつるつるしているとか、みんな元気一杯に発表してくれましたよ。
今回も全ての質問に答えるくらいのつもりで、十分な質問時間を設けましたが、
永遠に続くのではないかと思える程に、子供たちの手は挙がりっぱなしでした。
・ごはんはどうやって食べるんですか。
・サングラスをなぜかけているんですか。
・一番得意なことはなんですか。
などなど。
時間がなくなって、泣く泣く打ち切った後の休み時間にも、
多くの子どもたちが私の周囲一杯に集まって、口ぐちに話しかけてくれましたよ。

山登りしたことがあるかどうかを聞いて見ると、
「富士山上った。」、「高尾山上った。」、「筑波山登った。」など、元気に応えてくれました。
私も毎年富士山に登ってるよ、と話したところ
「ええ~!?」という驚きの声が!!
想像できなかった私の一言に、子供たちはびっくりです!!

「できないこと」ではなく、「できること」を話すことで、
子どもたちの視覚障がい者への思い込みが少しは取り除けたのではないかと思います。
この出前授業をきっかけに、何が良い関係性なのかを考えてもらえるとうれしいです。

八王子市立第四小学校にて、出前授業を行いました。

2016/10/31 22:51 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2016/11/04 2:04 に更新しました ]

八王子市立第四小学校にてユニバーサルデザイン出前授業を実施しているようす

日時:2016年10月12日 水曜日 2時間目
対象:4年生2クラス(56名)
場所:体育館
講師:高橋
ファシリテーター:実利用者研究機構 岡村

授業内容:
(1)思い込みに気付ける講話
(2)「できる」に気付ける疑似体験

<活動レポート 高橋記>

今年の2月にも出前授業を行っている学校です。
1時間目に岡村さんがユニバーサルデザインの出前授業を行い、
2時間目に高橋がGRICの出前授業を行いました。

とても元気な子供たちは、岡村さんの「目が見えなくてできること、できないことはなんだろう?」という問いかけに、
われ先にと競って応えてくれました。
「ごはんが食べられない。」
「出かけられない。」
「スポーツできない。」など。

できることは1つも出てきませんでした。
しかし、私が普段から一人で買い物してます、電車に乗ってどこでも行きます、掃除や片付けもやります、と言うと、
「え~?!」という驚きの声が!
できることが思いつかなかっただけに、驚きの大きさはかなりのものだったと思います。
私が買い物について、「商品を選ぶ時」、「レジへ向かう時」、「支払の時」のことを解説すると、
なるほどという感じに納得してくれたようです。

今回は、できないとかんがえるのではなく、どうすればできるのかを考える、ということを伝えていく中で、
岡村さんとの掛け合いトークで盛り上がりました。
目が見えないからできないとあきらめるのではなく、どうすればできるんだろうということを考えたので、
私は富士登山やマラソン、ロッククライミングをやっていますという話をしたところ、
「おお~!!」という歓声が!
みんな興味津々です。

授業後にある子供からこんなことを言われました。
「高橋さんは本当は見えてるんじゃないんですか?
こういった言葉が出た時、私は相手との距離がほとんどなくなっていることを感じます。
同じ人間として、子供たちとの良い関係性が築けたのではないかと思いました。

ライブハウスでGRICの紹介をしました

2016/10/02 22:55 に コミッショナーズ UD が投稿

写真:GOD's Kingdomライブイベント


日時:2016年9月19日 月曜日 17時30分~22時
イベント名:GOD's Kingdomライブイベント
場所:Live Cafe BENTEN

事務局のご厚意で、ライブの合間にGRICの紹介をさせていただきました。
高橋は、バンドメンバーとしても参加しました。

GOD's Kingdom

江東区立豊洲北小学校にて出前授業を行いました。

2016/10/02 22:50 に コミッショナーズ UD が投稿   [ 2016/11/12 21:02 に更新しました ]

江東区豊洲北小学校での出前授業のようす


日時:2016年9月14日 水曜日 1~4時間目(授業2回実施)
対象:4年生5クラス 172名
場所:小体育室

講師:高橋
サポーター:豊島

授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク

<活動レポート 高橋記>

2007年創立の新しい学校です。
江東区ボランティアセンターよりお話しをいただき、活動が実現しました。
今回は、1~2時間目で3クラス、3~4時間目で2クラスを実施しました。

子どもたちはあらかじめ勉強していたようで、視覚障がいにも色々あることや、パラリンピックの種目についてもよく知っていました。
視覚障がい者の柔道について話してみたところ、どうやって競技を行うのかを、いきいきと解説してくれましたよ。

視覚障がい者疑似体験では、小銭を触ってわかるかどうかを体験してもらいました。
「わかった~!」という声があちらこちらで飛び交い、子どもたちは満足そうでした。
ただ、「レジで自分の後ろにたくさん待っている人がいたら、小銭を触ってすばやく支払うことができますか?」という私の問いかけに、「それはちょっと無理・・・。」という素直な反応が。
解決方法として小銭を分けてセットできるコインケースを見せたところ、みんな興味津々で身を乗り出してましたよ。

質問コーナーを十分な時間設けていたのですが、
終わりがないんじゃないかと思えるほどたくさんの質問が!!
質疑応答だけで30分以上かかりそうな勢いで、大変楽しい時間でした。
「ごはんはどうやって食べているんですか?」
「家の中ではどうやって白杖を使っているんですか?」
「物を無くしたらどうやって探すんですか?」
「自販機ではどうやって飲み物を買うんですか?」等。
予想できない私の応えに、子供たちのテンションは上がりっぱなしです。

大変元気な子どもたちばかりで、私の問いかけに積極的に応えてくれました。
授業の間、ずっと子どもたちと対話していたような気がします。
今回の授業を通じて、子どもたち自身の生活に良い影響があればうれしいです。

株式会社DNPメディアクリエイト「フルユニバーサルデザインプロジェクト 多様性理解のための当事者講義」にて出前授業を行いました。

2016/07/24 20:41 に コミッショナーズ UD が投稿

株式会社DNPメディアクリエイト「フルユニバーサルデザインプロジェクト 多様性理解のための当事者講義」

日時:2016年7月19日 火曜日 14時~16時
対象:株式会社DNPメディアクリエイト 社員11名
   大日本印刷株式会社 社員2名
   合計 13名
場所:市ヶ谷佐内町ビル 応接室

講師:高橋
ファシリテーター:松川

授業内容:
(1)選択肢を持つということ
(2)視覚障がい者が健常者をサポートする
(3)自分で行うことの利点
(4)見る・読む方法
(5)「できない」ということへの思い込み
(6)誤使用によるリスク

<活動レポート 高橋記>
多様性理解における当事者講義の第一弾として、全盲視覚障がいの高橋が、まずは講義させていただくこととなりました。

お金を触る疑似体験や自販機での飲み物購入の話では、選択肢を持つことの大切さをお伝えしました。
誰でも、何かをしようとした時に、その方法をたった1つしか持っていなければ、窮屈に感じたり、何かの拍子に余裕がなくなったりするものです。視覚障がい者であれば、「なんで自分は目が見えないんだろう」と悩んでしまうかもしれません。しかし、常に複数の選択肢を持っていれば、「この方法が駄目なら、別の方法にしよう」となり、気持ちに余裕が生まれます。
世の中、障がい者対応といった流れになってきてはいますが、それだけではなく、自ら選択肢を持てるように生活をコーディネートしていく必要があると思っています。

「健常者が視覚障がい者をサポートする」という話はよくありますが、「視覚障がい者が健常者をサポートする」という話はあまり聞きません。我が家ではどちらも日常茶飯事なのですが、後者はなかなか想像できないようです。
どこに何を置いたか、一人ではなかなか思い出せないことも、2人で記憶をたどれば見つけられることもありますし、忘れ物をしないように事前に確認することもできます。
目が見えるかどうかは表面的なことでしかないので、実際のところ、視覚障がい者が健常者をサポートすることは難しいことではありません。
難しいのは、「視覚障がい者 = サポート対象」という思い込みに気付くことだと思います。

「誤使用によるリスク」では、私や知り合いの視覚障がい者の失敗談を話したところ、みなさんには大いに笑っていただきました。
ただ、おっちょこちょいで失敗したということではなく、失敗を誘発する原因があったという話です。触ってみた時に、いつもと同じように感じられれば、疑うことなくそのまま使用してしまうことはあるでしょう。逆に、少しでも違いを感じ取ることができれば、何かおかしいと気付くことができたかもしれません。
今回は、使用するものを間違ってもたいして問題なかったケースですが、口に入れてはいけないものを入れてしまった場合は、大変なことになります。今回の話が、秒無でも何かの役に立っていただければ幸いです。

ワークや疑似体験を行いつつ、質問もたくさん出ましたので、なごやかな雰囲気で、みなさんには楽しんでいただけたのではないでしょうか。
iPhoneの使用例を紹介すると、やはりみなさんびっくりされますね。

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