八王子市立第四小学校にて、出前授業を行いました。
日時:2016年2月29日 月曜日 5~6時間目(授業2回実施)
対象:4年生2クラス(64名)
場所:多目的教室
講師:高橋
ファシリテーター:岡村(実利用者研究機構)
授業内容:
(1)思い込みに気付ける講話
(2)「できる」の疑似体験
<活動レポート 高橋記>
今年度開校100周年という伝統ある小学校です。
100周年の記念として、「ヒャッコウ」というゆるキャラを子供たちで作っています。
今回、5時間目に1クラス、6時間目に1クラスという形で、2回授業を実施させていただきました。
午後という疲れてくる時間帯にも関わらず、大変元気な子供たちでした。
こちらの問いかけに対してすぐに反応してくれるので、とても活発で楽しい授業になったと思います。
岡村さんの「目が見えなくてお風呂沸かすことできる?」
という問いかけに対して、「できない。」という素直な反応が返ってきました。
私が「見えなくてもこうやってお風呂を沸かすんだよ。」という話をすると、
「おお~。」という歓声とともに納得してくれたようです。
私が「衣類はこうやって仕分けしてるんですよ。」と言うと、
「なるほど!」と、「ええ~?」という相反する反応が。
そこで子供たちに、自分が今来ている着衣で、
見えなくても区別ができる部分を探してもらいました。
すると、「チャックがついてる。」とか、「ロゴが膨らんでる。」とか、「素材が違う。」とか、様々な特徴が次々と!
着衣の特徴をつかむことで、見えなくても仕分けできることを実感してくれたのではないでしょうか。
「目が見えないとできないことばかりだと思ってたけど、そうじゃないということがわかってびっくりした。」
こんな感想を子供たちからいただきました。
これからも出前授業を通じて、子供たちの思い込みを取り除いていければと思います。