習志野市立香澄小学校にて出前授業を行いました。
日時:2017年2月24日 金曜日 13時35分~14時35分
対象:3年生2クラス(48名)
場所:お話し広場
講師:高橋純也
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
今回は畳の部屋での授業です。
なんだかいつもより子どもたちを身近に感じるような気がします。
私の話に対して、子どもたちは元気に応えてくれました。
「私は視覚障がい者ですが点字ができません。」と言うと、
「え~!?」
「仕事ではパソコンを使ってます。」と言うと、
「え~!?どうやって~!?」
子どもたちの驚きと疑問が、室内でこだまします。
授業開始後30分で5分休憩を取りましたが、
少しの間子どもたちが私の周りに集まってきて話した後、
5分も立たずに子どもたちは元の席に!。
「早く始めてほしい!」という無言の訴えを感じました!
それに応える形で私はすぐに授業を再開し、
子どもたちとの語らいを続けていきます。
私 「物を無くしたりすることない?」
子どもたち 「あるある~!」
私 「買い物のレジで後ろにたくさん並ばれたら落ち着いてお金出せる?」
子どもたち 「無理~!慌ててできない~!」
楽しいキャッチボールができましたよ。
衣類の置き場所のクイズでは、どこに置けば私にとって一番良いのかを真剣に考えてくれました。
「屈んだ時に頭をぶつけないからタンスの前が良い!」
「一日に何度も使うからイスが良い!」等。
子どもたちの想像力がふくらんでいきます。
GRICの活動を校内で掲示して下さるそうで、
大変喜んでいただけたようです。
これからも子どもたちが思い込みに気付けるような出前授業を行っていきたいと思います。