江東区立豊洲北小学校にて出前授業を行いました。
日時:2016年9月14日 水曜日 1~4時間目(授業2回実施)
対象:4年生5クラス 172名
場所:小体育室
講師:高橋
サポーター:豊島
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
2007年創立の新しい学校です。
江東区ボランティアセンターよりお話しをいただき、活動が実現しました。
今回は、1~2時間目で3クラス、3~4時間目で2クラスを実施しました。
子どもたちはあらかじめ勉強していたようで、視覚障がいにも色々あることや、パラリンピックの種目についてもよく知っていました。
視覚障がい者の柔道について話してみたところ、どうやって競技を行うのかを、いきいきと解説してくれましたよ。
視覚障がい者疑似体験では、小銭を触ってわかるかどうかを体験してもらいました。
「わかった~!」という声があちらこちらで飛び交い、子どもたちは満足そうでした。
ただ、「レジで自分の後ろにたくさん待っている人がいたら、小銭を触ってすばやく支払うことができますか?」という私の問いかけに、「それはちょっと無理・・・。」という素直な反応が。
解決方法として小銭を分けてセットできるコインケースを見せたところ、みんな興味津々で身を乗り出してましたよ。
質問コーナーを十分な時間設けていたのですが、
終わりがないんじゃないかと思えるほどたくさんの質問が!!
質疑応答だけで30分以上かかりそうな勢いで、大変楽しい時間でした。
「ごはんはどうやって食べているんですか?」
「家の中ではどうやって白杖を使っているんですか?」
「物を無くしたらどうやって探すんですか?」
「自販機ではどうやって飲み物を買うんですか?」等。
予想できない私の応えに、子供たちのテンションは上がりっぱなしです。
大変元気な子どもたちばかりで、私の問いかけに積極的に応えてくれました。
授業の間、ずっと子どもたちと対話していたような気がします。
今回の授業を通じて、子どもたち自身の生活に良い影響があればうれしいです。