日時:2025年5月
15日 木曜日 5~7時間目
19日 月曜日 5~7時間目
対象:1年生6クラス
1日目:23名、24名、39名
2日目:34名、28名、30名
場所:各教室
講師:高橋純也
サポーター:DNPの社員の方々
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
久しぶりの高校での出前授業です。
DNP殿主催の出前授業ということもあり、
私は授業の半分程を担当させていただきました。
高校生にもなってくるとなかなかこちらの問いかけに反応してくれないということがあるのですが、
皆さん大変気さくに反応してくれました。
視覚障がい者がスマフォを使うかどうかという問いかけに対して、
使う、と回答してくれた生徒が多かったことにちょっと驚きました。
かつて、視覚障がい者にとってボタンや凹凸のないタッチスクリーンは使えないというのが常識でしたが、
現在はスマフォによってその常識はなくなっているという話を中心にさせていただきました。
そのあたりがどこまで伝わったかはわかりませんが、
スマフォで文字入力の実演をしてみたところ、
「おおー!!」
という歓声がどのクラスでもあがり、
興味を持ってくれていることがしっかり伝わってきました。
「顔が見えないと表情がわからないと思うけど、怖くはないのですか?」
「白杖が人に当たったりすることはないのですか?」
「髪を切ってもらう時はどうするのですか?」
「見えなくなった時、どんな気持ちでしたか?」
とても当事者目線での質問をたくさんしてくれました。
自分たちが抱えている対人関係への不安のようなものも個人的には感じましたが、
楽しく気軽に対話できたのではないかと思っています。
今回の出前授業が、皆さんの将来設計の一助となれていればうれしいです。