東京都板橋区立前野小学校 出前授業

板橋区立前野小学校にて、出前授業をおこないました。

板橋区立前野小学校

日時:2014年12月1日 月曜日 1~4時間目(授業2回実施)

対象:4年生2クラス(78名)

場所:各教室

講師:高橋

パートナースピーカー:松川

授業内容:

(1)視覚障がい者体験

(2)ユニバーサルデザインってなんだろう?

(3)講話

(4)ピクトグラムクイズ

<活動レポート 高橋記>

最寄駅は東武東上線のときわ台駅で、 その後バスで前野小学校に向かいました。

このあたりは文教地区なのか、バス乗り場には多くの学生さんが並んでいて、

これから小学校に向かうという実感がわきあがってきます。

今回は、1、2時間目に4年1組、

3、4時間目に4年2組というように、2回授業を行いました。

どちらの子どもたちも、積極的に発言・質問してくれて、

大変盛り上がりました。

視覚障がい者体験で、自分の机の周りを1周する、

ペアを作ってじゃんけんする、ということをアイマスクをつけて行いました。

机の周りを1周するのは、みんな怖い怖いと言いながらも、

終わった後は、「面白かった~。」との反応。

ここで私が、「じゃあ、目が見えなくて、一人で外を歩けますか?

買い物できますか?」とたたみかけると、「できないできない~。」と素直な反応が。

その後、私が普段やっていることを話すと、「すごい~。」という驚きの声が上がりました。

ジャンケンは、どうすれば目が見えなくてできるのか、

考えながらやってもらいました。

手を触ってみるとか、声に出してみるとか。

今までやったことのない体験に、子どもたちのテンションはあがりっぱなしです。

色々なところで、クイズ形式で子どもたちに考えてもらうことを行いました。

その中でも、松川さんのピクトグラムクイズに、子どもたちは夢中です。

板橋区のマークや、大阪のマーク、東京のマークなど、

なぜこういったマークになっているのかという理由が、

実はこういうことでダジャレ風にできていると松川さんが説明すると、

「おお~。」と、「ワハハ=~。」という

驚きと笑いの声が。

また、マクドナルドやロッテリアといったなじみのマークに「知ってる知ってる~。」と。

これはどちらがわかりやすいのだろう?と頭をひねって考えてみたり。

先生も巻き込んでの大クイズ大会です。

「わかりやすい」とはどういうことなのか、考えるきっかけになったのではないかと思います。