千葉県習志野市立屋敷小学校にて出前授業を行いました。
日時:2018年2月7日 水曜日 3~4時間目
対象:4年生4クラス(150名)
場所:視聴覚室
講師:高橋純也
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
1度に150名という過去最大数での出前授業となりました。
会場に入ると既に子どもたちが待ってくれていて、
授業の開始を心待ちにしてくれています。
そのため、予定より5分早く開始させてもらいました。
私が問い掛けると、とにかくすぐに反応が返ってきて
とても活発な雰囲気でしたよ。
「目をつぶって外に出られる?」と問いかけると、
「できる~!」と、「できない~!」という声が会場中に響き渡ります。
自信満々の人と、それは無理だろうという心配げな人との大合唱です。
事前にたくさん質問したいということをうかがっていたため、
3時間目と4時間目の最後にそれぞれ質問コーナーを設けました。
・音声のない信号はどうやって渡っているんですか。
・知らない場所へはどうやって行くんですか。
・困っていることは何ですか。
・洋服の色はどうやってわかるんですか。
・人はどうやって見分けるんですか、など。
質問だけで授業が終わってしまいそうないきおいでしたよ。
目をつぶってコインを触って受け渡す体験では、
「これ何~。」、「わかった~。」、「次の人どこ~?」などなど、
困惑と歓喜の声が入り乱れます。
「こういったコインケースを使うと、みんなより私の方がお店でお金出すの早いよ。」という話をすると、
「おお~!、すご~い!!」と、口々に感心してくれました。
授業の後は、学校のご厚意で子どもたちの中に入って
給食をいただきました。
私が普通にご飯を食べていることにびっくりしてましたよ。
授業だけでなく、給食の時間においても、
思い込みについて子どもたちに触れてもらうことができてよかったです。