横浜市立上の宮中学校にて出前授業を行いました。

横浜市立上の宮中学校にて出前授業を行うようす

日時:2017年2月3日 金曜日 5~6時間目

対象:1年生1クラス(33名)

場所:1年1組教室

講師:高橋純也

パートナースピーカー:長谷川健一

授業内容

・思い込みに気付ける講話

・想像力を働かせるワーク

・身近に感じられるヒューマンエラー

・思い込みに気付ける行動観察

<活動レポート 高橋記>

5~6時間目が福祉授業ということで、GRICも1クラスを担当させていただきました。

中学生なので、照れてなかなか発言してくれないかもと思っていたのですが、

私の問いかけに対して積極的に応えてくれました。

衣類片付けの置き場所のクイズでは、どこに置いたら便利なのかをみんなで相談しながら考えてくれました。

「ここに置くと高橋さんが気付きやすい。」という発言を多数いただいたなかで、

「ここなら私だけでなくサポートしてくれる奥さんにとっても便利なんですよ。」という話を私がすると、

おお!!という声とともに、深く納得してくれたようです。

「みんなは目が見えなくて腕時計をしますか?」という私の問いに、

「しな~い。」と応えてくれましたが、私が腕時計をしているのを見せると

子どもたちはびっくりしていました。

触時計はこうやって使うという解説のなかで、

目が見える人も触時計をこういった理由で使うことがあると話したところ、

新たな発見に子どもたちは興奮美味です!

長谷川さんのヒューマンエラーと行動観察の話に

子どもたちは興味津々です。

回答シートを使用してのワークでは、大変盛り上がりましたよ。

ぼんやり系とあわてんぼ系を、設問ごとに判定してもらったところ、

「あるある~。」と、「それはない~。」という2種類の声が!!

自分のことを再確認できて、子どもたちのテンションは上がりっぱなしです!!

電車の中で席を譲るという話では、相手をよく観察することによって、

席を譲った方がその人にとって本当に良いことなのか、譲らない方が良い場合もあるのではないかということで、

人の行動について真剣に考えてくれました。

長谷川さんのプレゼンには、ところどころ手書きの漫画が描かれていて、

ちょっと難しい話でも、子どもたちは親しみを持って聞いてくれたように思います。

今回は視覚障がいの話だけでなく、ヒューマンエラーや行動観察の話もありましたので、

また別の視点で、良い関係性について考えてもらえたのではないでしょうか。