流山市立西初石小学校にて出前授業を行いました。
日時:2016年11月17日 木曜日 3~4時間目
対象:4年生3クラス(110名)
場所:体育館
講師:高橋
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
授業前、別室で先生方と簡単な打ち合わせをしていたところ
子どもたちがむかえにきてくれて、体育館まで案内してくれました。
そして体育館に足を踏み入れた瞬間、たくさんの拍手が!!
みなさんの既に準備万端の歓迎ムードに、驚きつつも顔がほころんでしまいました。
自分の衣服を触って特徴を探す体験を行ったところ、
気付いた特徴を発表したくて、我れ先にと挙がる手の多いこと!!
ボタンが大きいとか、生地がつるつるしているとか、みんな元気一杯に発表してくれましたよ。
今回も全ての質問に答えるくらいのつもりで、十分な質問時間を設けましたが、
永遠に続くのではないかと思える程に、子供たちの手は挙がりっぱなしでした。
・ごはんはどうやって食べるんですか。
・サングラスをなぜかけているんですか。
・一番得意なことはなんですか。
などなど。
時間がなくなって、泣く泣く打ち切った後の休み時間にも、
多くの子どもたちが私の周囲一杯に集まって、口ぐちに話しかけてくれましたよ。
山登りしたことがあるかどうかを聞いて見ると、
「富士山上った。」、「高尾山上った。」、「筑波山登った。」など、元気に応えてくれました。
私も毎年富士山に登ってるよ、と話したところ
「ええ~!?」という驚きの声が!!
想像できなかった私の一言に、子供たちはびっくりです!!
「できないこと」ではなく、「できること」を話すことで、
子どもたちの視覚障がい者への思い込みが少しは取り除けたのではないかと思います。
この出前授業をきっかけに、何が良い関係性なのかを考えてもらえるとうれしいです。