杉並区立高井戸第三小学校にて出前授業を行いました。
日時:2018年9月13日 木曜日 3~4時間目
対象:4年生3クラス(74名)
場所:多目的室
講師:高橋純也
サポーター:豊島まき子
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
GRICとしては初めての杉並区での活動です。
数年前に別の活動に伺ったことはあったのですが、
その時の学校コーディネーターさんが私のことを覚えていてくれて感激でした。
子どもたちは、最初緊張していたようでしたが、
私が「目をつぶって今から教室に戻れる?」と問いかけると
「戻れる~!!」、「無理~!!」という元気な反応が返ってきました。
触腕時計を見せると、みんな興味津々です。
豊島さんが子どもたちの近くまで見せに行ってくれましたが、
みんな乗り出して食い入るように見てましたよ。
質問もたくさん出ました。
・ご飯はどうやって食べるんですか?
・お風呂はどうやって入るんですか?
・目が見えなくなって一番困ったことは何ですか?
・自販機でどうやって飲み物を買うんですか?
・スマフォでゲームはやるんですか?等。
私の意外な回答に、子供たちはびっくりです。
視覚障がい者に対する思い込みを取り除かれすぎてどうしたらいいのやら
という感じもあったようですが、まずはそれでいいと私は思います。
先入観なく、自分の目で見て想像したうえで、
何をどうすればいいか考えるきっかけになってもらえればうれしいです。
学校のご厚意で子どもたちと給食をいただくことができました。
「メニューは、カレーが好き!」
「味噌ラーメンも出るよ!」
「揚げパンおいしいよね~。」
楽しいひとときでした♪
目の前の席で食べていた子が、
「視覚障がい者ってもっと暗い感じだと思っていたけど、高橋さんはすごく明るくて
視覚障がい者に対する印象がずいぶん変わりました。」と言ってくれました。
すごく励みになります♪