習志野市立実花小学校にて出前授業を行いました。
日時:2017年2月16日 木曜日 3~4時間目
対象:3年生2クラス(80名)
場所:オープンスペース
講師:高橋純也
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
初めての3年生での授業です。
みなさん元気に私の問いかけに応えてくれましたよ。
私が「みなさん目をつぶって下さい。」と言えば、
「はい!!」という感じに、気持ちの良い返事が返ってきました。
今回もたくさんの質問があるだろうと思い、十分な時間を設けました。
「お風呂はどうやって入るんですか?」
「目がみえなくなって一番困ったことは何ですか?」
「目が見えなくなって耳とか逆に良くなったことはありますか?」等。
「初めから目が見えないんですか?」
という質問があったので、子どもの頃はかなり見えていて・・、という話をしていたところ、
「高橋さんは小学校3年生から見えづらくなったんだよ。」という声がなんと子どもたちの中から上がりました。
私が「何で知ってるの?」と聞いて見たところ、
なんでもGRICのホームページを事前に見ていてくれたとのことでした。
なかなかこういったことはないので、大変うれしかったです。
今回、授業を実施したのは3~4時間目でしたが、
休み時間の途中から開始し、4時間目の途中で終了するという変則的な時間でした。
そのため、学校のチャイムとは別に私が子どもたちに休み時間をあらかじめ伝えておいて、
その時間ちょうどに休みに入ろうとした時、
「すごい、時間ちょうどだ!」との声が。
私が時間を正確に把握していることに大変びっくりしてくれました。
学校側のご厚意によって、授業後子どもたちと一緒に給食をいただきました。
私が箸を使って給食を食べているのを見て、
「すごい、見えないのに普通に食べてる!」
「僕より食べるの上手!」
感心してくれた子どもたちと盛り上がりましたよ。
授業だけでなく、給食でも子どもたちが思い込みに気付けるきっかけができて、よかったと思います。