千葉県習志野市立袖ヶ浦西小学校にて出前授業を行いました。
日時:2018年7月4日 水曜日 3~4時間目
対象:5年生1クラス(38名)
場所:視聴覚室
講師:高橋純也
授業内容
・思い込みに気付ける講話
・触って考える視覚障がい者疑似体験
・想像力を働かせるワーク
<活動レポート 高橋記>
人数とみんなとの距離感の関係もあって、いつも以上にアットホームな雰囲気で始まりました。
私が「点字ができません。」と言うと、「え~!?」。
「パソコンを使っています。」と言うと、「え~!?」。
「富士山に登ります。」と言うと、「え~!?」。
驚きや信じられないといった反応が室内に響き渡ります。
休み時間は子どもたちが集まってきて、
アイフォンの実演大会です。
音声だけで文字を打てるのが不思議でしかたないようで、
どうやって文字入力しているのかを食い入るように覗き込んでいました。
た、か、は、し、と打ち込んでみると、「おおっ!」という歓声が!!
授業の最後に、今日の話を聞いて私のことをどう思ったか子どもたちに聞いて見たところ、
「すごい!」というほとんどの声に交じって、一部
「普通だね。」という声が聞こえてきました。
何でもチャレンジするすごい人、という感想を持ってもらうことが思い込みに気付くきっかけなのですが、
そこを飛ばして「普通に生活している人」に気付いてくれた子がいたことが、
大変うれしかったです。